ご挨拶

社会福祉法人アゼリヤ会は、江東区木場にあるアゼリヤ保育園を母体にして、昭和37年2月に法人発足し、江東区の塩崎荘内に老人ホーム、救護施設を立ち上げ、順次両施設を八王子市に移転し現在の姿の原型を整えました。草創期より「社会的に弱い立場の人の側に立った支援」を経営理念の根底に据えた活動をしてまいりました。

現在は八王子市において、高齢者福祉(特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、老人デイサービスセンター、居宅介護支援事業所)、生活保護施設である救護施設また新宿区においては、特別養護老人ホーム、老人デイサービスセンター、地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、さらには原点である江東区では保育園(通常保育の他、一時預かり、地域子育て支援など)の事業を展開しています。当初は入所施設の事業が中心でしたが、現在は特養のショートステイや在宅サービスセンター等、地域に住んでおられる人々のニーズに応えるため積極的な役割を担っていくことを目指しています。

介護保険制度が導入されて以来、福祉の世界に市場原理が入ってきました。その後福祉の対象者の方の需要も制度が普遍化されたことにより広がり、これに対応するためサービス提供者の量も種類も大幅に増えました。しかし、従来の福祉の対象となっていた人は減ったのでしょうか。生活保護の受給者もどんどん増えていることだけをみても、解決にはまだ程遠いのが現実です。必要な福祉が届かない人々、家族に恵まれず、お金もなく、情報にも弱い人々は逆に増えているかもしれないのです。

このような時代の流れの中で、アゼリヤ会は何とかして社会的に弱い人の側に立ってその力になり、本来の社会福祉法人の役割を果たそうと頑張っています。どんな時代になっても、施設からも病院からも敬遠され、行き場所がない、真に援助を求めている人々がいます。アゼリヤ会はいつも変わらずこのような人々の味方です。

社会福祉法人 アゼリヤ会 理事長 稲垣 瑞恵